新方針に向けての進捗状況備忘録①
私情となりますが、
年始から母の病気の治療~介護の話まで対応をしていました。
ようやく一段落がつき少しゆっくりできます。
仕事で様々な家庭の問題介入を行っていますが、
久しぶりに自分が育った家庭の問題を目の当たりにし、
非常に感慨深いものがありました。
次から次へと問題が出てきて、思うように進まず、
さすがの私もお手上げに近い状況となり、
心身ともにしんどい状況まで追い込まれました。
ただ、今回は一人ではなく、医師からのアドバイス、
支援の方々やケアマネの方が手助けしてくださり、
感情的になってしまう場面もありつつ、何とか形にすることができました。
本当にありがたかったです。
塾運営も、手伝いに来てくれるOB、お昼が主の生徒達が奮闘してくれて、
私をフォローしてくれました。生徒達の成長を感じると共に感謝です。
休校等でご迷惑をおかけする時もありましたが、
ご理解をいただきありがとうございました。
少し余裕が出てきましたので、
運営の見直し、拡充と今年度の方針の確定に向けて尽力いたします。
①学習進捗&管理の可視化システムの構築
学びエイドマスターでの管理を行ってきましたが、
思うようなデータが作れないのが悩みでもありました。
手始めに、塾が使用できる有料のシステムも検討しました。
時間、教材管理や共有機能は充実していますが、
私が欲しい管理箇所がない状況であり思案に暮れていました。
…となると、ないものは作るしかないと決断し、
当塾のオリジナル学習管理システムを作成する事にしました。
基本部分のシステムはできたので、生徒たちの助言を得つつ改修をしていきます。
勉強は様々な要素が必要となりますので、
巨視的視点、微視的視点の双方から可視的に判断が出来るように、
データ化した具体的なポイント助言から、
上手くできない状況にアプローチが出来るようにと考えています。
②感覚を大事にした指導展開
指導側の人間は受験のOBです。
スポーツの指導者は、現役を引退しているケースがほとんどですので、
現役の選手に体力的に勝てる訳ではありません。
これは教育の職に就いている指導者も同様です。
実際に0から解法を導く力は生徒達に到底及びません。
解答や解説を道筋として指導を行います。
ですが、これでは感覚が伝わらないのでは?との疑念が出てきました。
私は塾の運営を行っていますが、
支援者としての活動もありますので、
職業として必要な知識の習得を欠かした事はありません。
ですが、受験勉強と仕事で必要な勉強は別物です。
この点も踏まえて、私も受験ができる状況まで一緒に勉強をしようと決めました。
仕事の合間を縫っての再学習ですので、なかなか思うように時間は取れませんが、
生徒たちに負けないよう、ニュアンスが伝えられるように学習を進めます。
現役時は生物でしたが、
物理・化学選択の国立難関理系志望で進めようと思います。
③勉強方法の授業
日常的に勉強方法や効率化の助言を行っていますが、
なかなか上手く浸透しないとの悩みがつきません。
中学は内申点がありますので、
課題の提出やノート制作が大事ですが、
大学受験は時間との戦いです。
特に国立大学受験となると、少ない時間の中で、
受験に必要な知識の習得と問題解決を行う事務処理能力が重要となります。
その為には計画と取捨選択が重要となります。
(東大生の多くが事務処理能力が高いとのデータもあります。)
勉強は、生活習慣やメンタルの影響が大きい事柄でもありますので、
どうすれば安定して向き合う事ができるかとの話題も提案できればと思います。
個別に話をおこなうのも大事ですが、
今後は授業としても実践しようと思います。
具体的な事例や問題に対して、どのように解決を図るかなどを考える時間にします。
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