苦手対応とは?
苦手は誰にでもあります。
特定の断定された事柄とは限りませんし、
なぜ、自分が苦手なのかすら分からない事が多いと思います。
今日は「苦手対応」の難しさが伝えれればと思います。
ちなみに、私は、言語化に苦手がありますのでブログは苦手です…笑
当塾は、発達支援や不登校支援も行っています。
社会場面や何かに取り組むのに苦手が存在している可能性が高いです。
グレーゾーンを専門に扱っていますので、
ASD自閉症スペクトラム障害、ADHDなどが混在している可能性もありますし、
養育環境、社会環境の影響から、現在の状態が形成されている可能性もあります。
両方が混在している形式もあります。
何が要因となって現在の問題が出ているかは分かり辛いです。
それでも、間違いのない状態としては、
認知特性に、先天的、後発的要因から、何かしらの歪みが存在しているので、
この点に対して適切な対応を行っていく必要があります。
そして「上手くできない≒苦手」ではありません。
苦手とは、何かしらを要因として、
取り組む際に何かしらの歯止めがかかっている状態です。
この「何かしら」は、特定できない事が多いです。
ですので、こうすればこうなるとの指針は安直な気もします。
「苦手対応」は、この暗闇の中を模索しながら、
上手くすばやく苦手を解除する必要があります。
脳は解明されていません。ですので、既存の理論だけでは上手く進みません。
かといって、経験則や感覚だけでも良くないです。
流動的に理論や感覚を使い分けて、
より良い方向に進むように検証しながら進めていく必要があります。
私は、現在の指針や評価を、毎日、毎週、毎月に分けて、
部分と全体の二点から必ず振り返りを行っているのですが、
成績や性格、特性が似ている生徒でも、違う対応をしているケースが多いです。
何度か指導方法を教える機会もありましたが、上手く伝える事ができません。
言語化が難しいので、ある種の職人技なのかなとも感じています。
苦手対応…
勉強面だけであればそんなに大変ではありませんが、
そんな事はまずあり得ません。
科目の苦手ですら、何かしらの問題が絡んでいます。
もし、何かしらに苦手を感じているのであれば、
早い段階で手を打った方が良いです。日々、苦手は大きくなります。
教育を行う人間として、奥深い対応だと感じています。
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